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各国のGHG削減目標出そろう(COP15後)
Posted on Tuesday, Feb 02, 2010 10:41
これに対してUNFCCCは、55カ国からそれぞれの削減・排出目標を受け取ったことを2月1日に明らかにした。(http://unfccc.int/2860.php)。これらの国からのGHGガス排出量は地球全体の78%を占めているという。さてその内容は、COP15において各国が提示した目標値・取り組みの通りとなているため、先導的な国にとっては不満足な内容であるとともに、このレベルではGHGガス濃度を十分に低いレベルで安定化できるわけではない。しかし、55カ国が自国の削減目標を国際的に公約したことには意義がある。各国の対策の中ではノルウェーは先進的、NZの付帯条件が面白い。また米国もそれなりの意欲を示したものになっていると思う。が、道まだ遠し。
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Emissions reduction in 2020 |
Base year |
オーストラリア |
-5% から最大 -15% ないし -25% GHGガス濃度 450 ppm CO2換算以下に安定化することに世界が同意する場合に2000年比-25%に削減する。 |
2000 |
カナダ |
米国で成立した削減目標に合わせて-17% |
2005 |
クロアチア |
-5% ;暫定的目標値。EU加盟によって、EU目標値に置き換え。 |
1990 7/CP.12 |
EU |
20%/30% |
1990 |
日本 |
-25%:ただし全ての主要国が参加する公正で効果的な枠組みが構築されることを前提とする。 |
1990 |
カザフスタン |
-15% |
1992 |
ニュージーランド |
-10%~-20%。ただし下記の包括的な国際的合意が成立することを条件とする。 ・平均気温上昇を2℃以下に制限するための過程としての国際的合意。 |
1990 |
ノルウェー |
30-40% |
1990 |
ロシア |
15-25%* ロシア語なので未確認だが、COP15開催時に同じであろう。 |
1990 |
米国 |
米国の来るエネルギー・気候法に準拠して、最大17%の範囲。 |
2005 |
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